今日は行徳総合病院で小児科医をされている後藤昌英先生による誤飲・窒息予防についてお話を頂きました。幼稚園のホールには、子ども達の健康に関心のある保護者の方がたくさん集まりました。
先生のお話では、乳幼児期の子ども達は好奇心旺盛で、さまざまな場面で事故や怪我にあう危険があるなか、誤飲事故についても注意をしなければなりません。0歳児から3歳児の子どもに多く、小さな玩具をはじめ、あめ玉やお菓子類、電池等、身近にあるものを飲むことによって起こり、飲み込んだものによっては命の危険を伴うケースもあります。その時に、救急車を呼ぶことは大切ですが、救急隊員が駆けつけるには時間がかかり脳に影響がでてしまうそうです。少しでも早く対処するには、ご家庭でできる救急法を知っておくだけで、救われる命が多くなることをお話してくださりました。
万が一誤飲してしまった場合は、背中を叩く方法、胸骨を圧迫する方法、または喉につまった物が見え、指でかきだせる場合は指でとる方法があります。何か不測の事態がおこった時に自分達で出来ることを常日頃、学ぶ大切さを感じました。その後も熱心な保護者の方から質問がとびかったり、事前にアンケートで聞きたいことを一つ一つ丁寧に説明してくださりました。 普段の生活の中で、突然起こる事故を自分達でも適切な知識を学び、いざという時に
落ち着いて対応できるように心がけていきたいと思う講演内容でした。
今日は後藤先生、貴重な講演有難うございました。
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