小物入れを作りました!(土粘土)

 昨日と今日、年中組は3学期最後の小物入れを作りました。土粘土は油粘土と違って、触った感触は五感や好奇心を刺激する格好の材料だと思います。土粘土は匂いもなく、自然の素材としては安心できる粘土です。水の分量によって柔らかくすることもでき、感触を楽しむことができます。そして焼くことで作品として残すこともできます。 子ども達は何もない状態からカタチにしていく楽しみや、作った時の達成感は格別なことです。
 今回は2学期に作ったお皿から更に発展させて、土粘土をひも状にしたものを3本作ります。子ども達にとって、粘土を均等に伸ばすことは大変なことで、なかなか均等なひも状に作るのが難しく、端っこが細くなったり、真ん中だけが太かったりと先生達と一緒に手を添えてもらったりしながら、均等なヘビを作ります。
 そして3本作ってから、ドベ(粘土を水でとかしたもの)を接着剤としてハブラシでつけて重ねていきます。この工程も子ども達にとっては難しいことですが1本ずつ丁寧にのせて接着していきます。ただ、乗せたたけではつかないので、ちょっと圧力を加えて上のヘビと下のヘビがくっつくように押してあげます。
 3本乗せてからカタチを整え、飾りをつけていきます。子ども達は思い思いのイメージを自分自身の手で完成させることは、とっても嬉しいことだと思います。
 出来上がった器は1週間乾かして素焼きをし、釉薬を塗ってから再度本焼きをします。出来上がりには最低でも2週間はかかります。
 さて、どんな色にするか今から楽しみですね♪ 陶芸の醍醐味は作る喜びと使う喜び、そして使うたびに湧く愛着だと思います。
 出来上がりを楽しみに待っていてください♪ 

東浜きっずにゅーす

こども達の活動や、ちょっとした幼稚園の出来事を紹介します♪